指導方針 By on 何のための勉強か~大きな目標設定 サッカー少年がJリーグに憧れるように、野球少年がプロ野球選手に憧れるように、勉強もまた大きな目標が必要です。 たとえば、直近のテストや高校受験が目標の子は、それが終わればモチベーションが低下して全く勉強しなくなることがあります。親御さんや学校、塾の与えている「目標」が小さかったり、目先のことでしかない場合、本人の学習意欲はそれほど強いものとはなりません。 当塾では難関大学進学の魅力を日々話し、その夢の実現方法を具体的に提示します。ですから、高校進学後も学習意欲は衰えず、高校不問で結果が出るわけです。 高校受験で終わってはダメなのに、高校受験で終わってしまうのは、親御さんや学校に大きな学習目標が見えていないことが原因の一つです。 強靭な記憶力を早いうちから身につける 学力停滞の原因の第1位は、記憶力の弱さにあります。当塾では見て覚える訓練を早くから始め、中3ぐらいになると英単語を書かずに覚えれるようになります。 そもそも、書かなければ覚えない子が大学受験で頑張っても、到底受験に間に合うわけがなく、平均から抜け出ることは至難の業です。学習効果を高めるには、まずは強靭な記憶力が必要となります。 当塾では様々なアプローチで記憶力の改善を促していきます。 学習は数学と国語を柱に 当塾においては、5科目の中で英語がもっとも伸びやすい科目です。記憶力の増強と塾の英文法を習得すれば、科技高生でもセンター試験で8割取ってしまいます。じあたま(地頭)が弱くても何とかなる科目です。 重要なのは国語と数学です。国語は他者交流の土台であり自学力の基礎でもあります。一方数学は「抽象化」や応用力、多くのセンスが試される厳しい科目です。苦手な子も多いですよね。 ある意味、国語と数学は誤魔化しがきかない科目と言えます。だからこそ、積極的に「やる意義」があり、継続的努力が不可欠な科目といえます。「頭が疲れた~」となる学習を日々繰り返すことが、学習能力を高め脳を刺激する最も大切な勉強だと考えてください。 ただ学校の宿題をやっているだけでは、何の勉強ともいえません。 教わることよりも自得を大切に 「分かった」にこだわる子に賢い子はいません。当然「分からない」と言って胡坐をかいている子も賢さとは無縁です。そもそも「分からない」ことを大学まで追求していく姿勢が大切なんです。 今一時「分かった」ことも、次の単元で「分からなくなる。中学で数学を教えてもらい得意になり、「分かった気」になってる子は、高校でギブアッ プ。よくあることです。中途半端な理解や小手先の要領の良さは、大学受験まで届きません。周囲の大人が本人の頑張りを正しく評価し、「分かること」の難し さを説けば、「分からない恐怖」が知的好奇心に変わります。 これも大人(学校や他塾)が、無意味な順位設定で学習の楽しさを奪っている例と言えます。